2012年3月22日木曜日

トラウマ

僕には2つトラウマがある。


1つは、小さい頃、階段上るたびに後ろからオカンに指でカンチョウされまっくたこと。
このせいで未だに階段で自分の後ろに人がいるとこわい。
全く知らない人でも例外ではない。
これホント。何やってくれてるんだよw


もう1つは、指先をハサミで切ったこと。
たしか6歳くらい。違うかも。とにかくこれも小さい頃。
家に独りで、とにかく血が止まらなかったのを覚えている。


今回はこれに関係ある話。
2週間ほど前のことだが、忘れない様に書いておく。


教習所でのこと。
応急救護の授業があり、血管の話になった。
動脈、静脈、毛細血管がどうのこうのという話。

動脈切ったら鮮やかな赤い血が噴き出すだの、静脈を深く切ると赤黒い血がドクドク泉の様に湧き出てくるだのという話。

もうこの時点で僕としては結構厳しかったのだが、周りに他の生徒もいるしとりあえず僕も聞いておく。

滅多に動脈は切らないけど、皮膚に近い部分もあるから、そこは危ないよー。
頸動脈やら手首やら。と。
で、なんで自殺は浴槽つかりながら手首切るのか。とか。

(う、書いてて思い出してきた。
 ヤバいw
 吐きそうw)

でまぁ、その話が終わる。
ようやく終わりかと思ったら今度は、授業の終盤に先生がこれでもかというくらい彼が指を怪我した時のことを話してくる。


コレが引き金だったのか。


人体の不思議を体験した。


気持ち悪くなってきたのだ。
胸と腹の中間くらいがなんだかムカムカしてきた。
ついで呼吸がだんだん荒くなってくる。

『あーコレ、身体が拒否してるんだ。』とすぐに分かった。
が、だからといって止まる訳じゃない。

その後、冷や汗が滲み出てくる。
そして耳が遠くなってくる。
人生初めての経験。
自分の周囲にまるでフィルターがかかっているかのように。
壁を一枚隔てているかのように音が遠くなった。
そしてだんだん先生の言ってることが理解出来なくなる。
声がただの音に変わる。
極めつけは、目が見えなくなる。
チカチカして色がない。

意識が飛びかける。
が、周りに人がいることろで逝けるわけるわけもないので、周りに悟られないように必死に静かに深呼吸をしていた。

すると少しずつ回復した。

気付いたら、滝の様に汗をかいていた。

昔から血の話、特に指は無理。
指以外なら視覚的には大丈夫だが、話で聞くとダメ。
想像力がハンパなく働いてしまう。
血の気が引く。



でもここまでひどいのは初めてだった。
なんだったのか。



トラウマって恐ろしや。




Toru


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