前回の続きになるが、
かならずしも
『好きであること』=『夢中であること』
ではない。
これが2つ目の大きなシフトである。
今までは
好き=夢中。
そういうものだと思っていた。
だがこの二つは微妙に違う。
『好きなこと』とは…
純粋に好きなこと。
『夢中になれること』とは…
好きなこと。
没頭できること。
意味のあること。
自分自身で判断決断できること。
最低限の収入が期待出来ること。
…。
とより多くの条件が必要になる。
(当然個人により変化はする。その変化が一致をもたらす。)
(つまり"好き=夢中"は"あり得る"ことではある。そういう人がアーティストを目指す。)
僕は写真を撮るのが好きだ。
絵を見たり、描いたりすることも好きだ。
友達と酒を飲みながらお喋りすることも好きだ。
好きだ。
ここまでだ。これより先はない。
別に写真で儲けたいとも思わないし、画家になりたいとも思わない。
そしてそれで満足している。いわゆる趣味レベルだ。
楽しい。僕にとっては、写真も絵もそれで充分なのだ。
心を豊かにしてくれる手段である。
かつては『好きなこと』を仕事にしないと『いけない』と感じていた時期もあった。
しかし出来なかった。
好きではあったが、夢中にはなれなかった。
何十時間も没頭して絵を描けなかった。
自分には出来ないということが苦しかった。
その苦しみを経て、必ずしも
『好きなこと』=『夢中になれること』
ではないことを学んだ。
そして本当に仕事にしなければいけないのは、
自分が『夢中になれること』なのだと気付いた。
そして夢中になれることとは前の記事にあった様に
好き+α
を持てるものなのだ。
ではどうやったら夢中になれることを見つけられるのか?
夢中になれることは
『好きになれることが潜む場所』からしか見つからない。
これが3つめのシフトだ。
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