2012年3月2日金曜日

本当にやりたいことを見つけるには? その4


前回の続きになるが、


かならずしも
『好きであること』=『夢中であること』
ではない。

これが2つ目の大きなシフトである。

今までは
好き=夢中。

そういうものだと思っていた。

だがこの二つは微妙に違う。

『好きなこと』とは…
純粋に好きなこと。

『夢中になれること』とは…
好きなこと。
没頭できること。
意味のあること。
自分自身で判断決断できること。
最低限の収入が期待出来ること。
…。
とより多くの条件が必要になる。
(当然個人により変化はする。その変化が一致をもたらす。)

(つまり"好き=夢中"は"あり得る"ことではある。そういう人がアーティストを目指す。)



僕は写真を撮るのが好きだ。
絵を見たり、描いたりすることも好きだ。
友達と酒を飲みながらお喋りすることも好きだ。

好きだ。

ここまでだ。これより先はない。
別に写真で儲けたいとも思わないし、画家になりたいとも思わない。
そしてそれで満足している。いわゆる趣味レベルだ。
楽しい。僕にとっては、写真も絵もそれで充分なのだ。
心を豊かにしてくれる手段である。


かつては『好きなこと』を仕事にしないと『いけない』と感じていた時期もあった。
しかし出来なかった。
好きではあったが、夢中にはなれなかった。
何十時間も没頭して絵を描けなかった。
自分には出来ないということが苦しかった。

その苦しみを経て、必ずしも
『好きなこと』=『夢中になれること』
ではないことを学んだ。

そして本当に仕事にしなければいけないのは、
自分が『夢中になれること』なのだと気付いた。


そして夢中になれることとは前の記事にあった様に

好き+α
を持てるものなのだ。

ではどうやったら夢中になれることを見つけられるのか?



夢中になれることは
『好きになれることが潜む場所』からしか見つからない。


これが3つめのシフトだ。



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