『音』を『楽』しむ。
よく聞くフレーズ。
ただ僕の場合はどちらかというと『楽』は『らく』。
音が楽にしてくれる。心を。
僕にとって音楽は救いであり、癒し。
ヘコんだとき、苦しいとき、かなしいとき、不安なとき、つらいとき、悔しいとき、切ないとき、、、
挫折感や無力感。敗北感や劣等感。喪失感や孤独感。空虚感や虚脱感。失望感や徒労感。
そういう負の感情が心の大半を占める時にこそ僕は音楽を聴く。
『聴く』のだ。
家にいるときも。
出かけるときも。
自分が負の側に立っているとき、
一人でいる間はずっと音楽を聴いている。
逆に、そういう時でないとあまり音楽を聴かない。
『聞く』時があるとすれば、テンションをあげたい時に洋楽を流すくらい。
俗にいうBGMだ。
だが、それはたまたま音楽という手段を採っただけ。
別に酒でもかまわないし、運動でもかまわない。
裏を返せば音楽であってもいいのだ。だが音楽である意味はない。
しかし、自分が底にいると感じる時に限っては音楽でなければならないのだ。
自分の心を揺さぶってくれる詩にしか興味を持てない。
アーティスト自体にはあまり興味がない。
数少ないが、お気に入りの歌手はいる。
だがその歌手のアルバムでさえ隅から隅まで聴くようなことはしない。
そもそもアルバム全曲を一つの作品として捉えていないのだろう。
もっと言えば、それらは僕にとって重要なことではない。
僕の心に届く詩や音を持った曲と歌い手ならば誰でもいい。
それさえ満たすなら好きも嫌いもない。
救いと癒しを与えてくれるのなら。
それがまた僕を沈んだ底から引き上げてくれる。
だから
音楽は僕にとって大切であり、
不可欠であり、
崇高なものなのだ。
音楽は素晴らしい。
何度救われてきたことか。
Toru
======================あとづけ=====================
YouTube より
KOKIA
祈りにも似た美しい世界
Music, like a prayer
28/11/2011
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